■2017/03/04(土) 「目黒のサクラ保全事業報告会」に参加
参加人数:4人
時間:13:30〜16:00
場所:目黒区碑住区センター会議室
この催しは、目黒区みどりと公園課が主催して開催する「桜の保全事業報告と啓蒙活動」の一貫である。
目黒区には、多くの桜の名所がり、開花時にはたくさんの人出でにぎわっている。
しかしながら、街路樹に関しては、行政の一方的な維持管理が多く、住民参加の活動はなかなか育っていないのが現状である。
そこで隣接区である世田谷区の「さくらを守る活動」を行っている実体験を紹介してもらい、今後の維持活動につなげたいという考えで開催された。
上北沢桜並木会議の活動は世田谷区の中で代表するものではないが、比較的多くの活動を行っていることと、10年以上の実績があることで実例報告の要請があったものと思われる。
当日は、桜並木会議を代表して4人の会員が出席し、今までの活動実績を報告し、質問等に回答した。
当日の出席者は約20人であり、参加者は東京樹木医プロジェクトの「活動報告」および「桜の花芽の数観察の実体験」等、最後まで熱心に受講されていた。
目黒区には、世田谷区では無い以下の「サクラ基金」があり、多くの人から賛同を得ている(H25年度から)。
『公園等の桜の保全活動に取り組み、ふるさと目黒の桜を後世に伝えていくため「目黒のサクラ基金」を設立し、目黒川や碑さくら通り、田向円融寺通り等の街路樹の桜や、碑文谷公園、駒場公園、駒場野公園、緑道の桜について桜の保護・植替え等の事業に活用している』


上北沢桜並木会議でも更なる維持・保全活動を広げていきたいと考えているが、活動人員の減少はいかんともしがたい状況である。
今後の活動を支えてくださる皆様のご協力を期待したい。

■2017/02/26(日) 花芽観察会
参加人数:22人
時間:10:00〜12:45
場所:上北沢桜並木、上北沢「みやはら」
講師:石井誠治樹木医
朝方から晴れて、気温は平年並みで、ほとんど風がなく、暖かな気候で、花芽観察会を開催しました。
参加者は、ご近所にお住まいの方が、チラシやビラをご覧になってご参加くださいました。
桜並木会議の会員にはいろいろな手段でお知らせしていますが、広報板やポスターを見て参加いただいた方には、私達にとっても大変ありがたいことです。
今年は、桜並木の大手術後の観察会であり、外形や根元を観察して評価する石井樹木医の判断に注目が集まりました。
12時近くまでは桜並木で、植えられているすべての桜に関して観察・評価および今後の対策まで行い、その後は、お時間のある方には場所をケーキ屋さんに移して樹木医のお話しをお聞きしました。
観察結果については後日報告させていただきますが、個々の評価である「ABCランク」の変化は、「A」から「B」に変わった桜が2本ありました。
また、評価「Cランク」の桜が2本ありますが、「危険度はさらに増している」との評価でした。
2013年から2016年まで毎年1本づつ植え替えていますが、その新しいサクラにも成長の優劣が出てきています。
その理由は、土壌そのものの状況の他に、光や風の当たる「植わっている場所」の状況で大きく変わってきています。
今年に新しく植えた桜は、天敵である腐朽菌に比較的対応できるといわれる「ジンダイアケボノ」です。
桜だけではなく、種々の話題を交えたこの観察会は講師の石井樹木医が最も得意とするところであり、皆さんは熱心に観察・聴講されていました。


《石井樹木医の開花予想》
上北沢桜並木の開花時期については、気象庁が出している3月25日でほゞ間違いはなさそうであり、上北沢の桜まつりが開催される4月1,2日は一番良い時期にあたるのではないかとのことでした。
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【観察結果】

画像左:桜の位置図、画像右:桜診断一覧
<画像をクリックすると別ウィンドウが開きます。>

■2017/02/21(火) 第127回定例会議
参加人数:5人(その内世田谷区:2人)
時間:18:00〜20:30
場所:上北沢区民センター 第3会議室
議事:
1.桜並木伐採等の報告(区資料に基づく説明)
(1) 伐採・剪定とその後の植栽について
・伐採したNo32,43,50に関しては、全てにおいて詳細診断のとおりかなり傷んでおり、根の部分は腐食されて、倒木の危険性は高かった。
・伐採した後には土壌改良を行い、3本の新しい木を植えた。樹種は「ジンダイアケボノ」である
(2) 今後のサクラ更新計画
・剪定を行ったあるいは今後剪定する桜12本のうち、No9,19,20,27,28,36,45,48,49の9本に関しては今後3年程度かけて更新していきたい
・時期等に関しては今後の課題とする
2.その他
(1) 賀川豊彦記念松沢資料館特別展企画案
・特別展の中で、「松沢村の歴史」に関する部分では、過去に上北沢区民センター文化祭に桜並木会議で展示した内容を参考にしたいとの要望があり、協力することとした
・特別展の期間は3月28日〜5月27日の2か月間であり、上北沢桜並木会議のHPでもお知らせをし、見学者を増やすことに協力する
(2) 花芽観察会
・2月26日(日)10時〜12時に実施する
・役割分担を決定した
(3) その他
・読売新聞の記事(外来カミキリ=クビアカツヤカミキリによる被害)の紹介
・街づくりニュースNo3の内容および24日に予定している素案説明会の紹介
3.会合予定
(1) 月例会
・平成29年04月18日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第3会議室

■2017/02/02(木) 花芽観察会のポスターを掲示しました
時間:09:00〜11:00
花芽観察会は2月26日に開催予定です。
区の了承を得て、桜の木にポスターを掲示しました。
桜並木全体で8枚を掲示しました。

このポスターの他に上北沢区民センターや近隣の区の広報掲示板にも13日頃から掲示する予定です。

■2017/02/01(水) 植え桝の中の土を撮影しました
桜並木の植え桝は、雨や風で土が無くなってきています。
夜間の暗いところでは、非常に危険なので区に伝えて改良をしてもらいました。
現在行われている桜並木の移植時にNo14とNo17の植え桝が改良されました。

写真左:No14、右:No17

■2017/02/01(水) 移植された桜を撮影しました
伐採された「ソメイヨシノ」のあとに「ジンダイアケボノ」が移植されました。
樹高は5mくらいあります。
蕾もついていますので、今年は開花して、花見の季節は楽しませてくれることでしょう。
・No50

・No43

・No32

■2017/01/17(月)〜22(日) 伐採された桜を撮影しました
2017年01月17日(火)から20日(金)に、区烏山公園管理事務所により、桜並木の3本の桜が伐採されました。
根まで掘り返していないので、交通の安全のために樹高1.0〜1.1の高さを残しています。
伐採の手順:
 細かな枝を落とし→徐々に大きな枝を落とし→最後に幹を伐採

・No50の伐採後の状況
断面をみますと、幹の表面部分から10cmくらいのところから内側はコルク状になっています。
一部に亀裂が入り、かなり弱っている状況が判ります。

・No43の伐採後の状況
断面をみますと、幹の表面部分から5cmくらいのところから内側はコルク状になっています。
No50と同様にかなり弱っている状況が判ります。

・No32伐採後の状況
No50やNo43と比べてコルク状の部分は小さく、いわゆる「木の材」はいたって健康そうに見えます。
しかしながら、若干亀裂がみられ、部分的には弱っているのでしょうか。

後日、画像診断をした根元部分の断面状況が判りますので、本木の状況は明確になるようです

■2017/01/02(月) 伐採される桜を撮影しました
下記の画像は、剪定を行う11本に掛けてあるお知らせです。

・No32
外見からは倒れそうに見えませんが、木の中は空洞が大きくなっているとのことです。
上に伸びている枝は、細くなっていますが、勢いが落ちているようには見えません。


・No43
今まで、太い枝が枯れてそれをを落としたり、いろいろと手当をしてきた桜です。
上部を見ると枝の数も少なく、細い枝が目立ちます。


・No50
大踏切から一番近い位置にある桜です。開花時の花の数はとても多く、京王線の電車からもその様子を見ることができます。
この桜も外見からは倒れそうに見えませんが、木の中は空洞が大きくなっているとのことです。
一昨年には、上部の枝を落として全体を軽くし、根元の負担を少なくしたのですが、「倒木」の危険性は大きいとのことです。


■2016/12/20(火) 第126回定例会議
参加人数:8人(その内世田谷区:2人)
時間:18:00〜19:30
場所:上北沢区民センター 第3会議室
議事:
1.桜並木の今後の対応
(1) 伐採・剪定について(区の説明)
・伐採、剪定時期は来年1月中旬以降に行う
・樹種は「ジンダイアケボノ」とし、なるべく大きめのサイズを選定する予定(高さ4〜5m)
・自動車通行の邪魔になっている枝の剪定はNo9の桜だけである
・伐採は1本/日が限界なので、作業は3日くらいかかる
・伐採した後には、植え桝の範囲内で土壌の改良を行う
・剪定は石井樹木医か川瀬樹木医に立ち会ってもらうことを考えている。その対応は区で行う
(2) 住民に対する通知等(区の説明)
・伐採する木の直近の家には、事前に区から説明に伺う
・伐採・剪定する木には事前に資料にあるような「お知らせ」を針金等で設置する
(3) その他
・植替えの対象でない木についても土壌が少なくなり、歩行者に危険なものについては改良を行う
2.その他
(1) 将軍池公園の対応
・来年もクローバーの種を蒔き、今後の管理方法は後日検討を行う
(2) 花芽観察会
・3月初旬あるいは2月下旬に開催予定→石井樹木医と日程調整を行う
3.会合予定
(1) 月例会
・平成29年02月21日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第3会議室

■2016/11/22(火)〜29(火) 桜並木の清掃活動
22日は町会に協力して実施
25日、28日は上北沢小学校の生徒さんの協力をいただいて実施
29日は、町会、上北沢小学校の生徒さん、桜並木会議のメンバーの合同で実施
落ち葉は少なくなってきていますが、雨の影響で「濡れ落ち葉」となる状況が多く、普段の倍の時間がかかりました。
上北沢小学校の生徒さんは、各日に1年生から3年生それぞれが来ていただきました。
生徒さんそれぞれ手袋とコンビニ袋等を用意して参加され、手作業で清掃を行っていただきました。

写真左:小学校1年生の方々(25日)
写真右:小学校3年生の方々(28日)

写真:25日に集めた落ち葉

■2016/10/18(火) 第125回定例会議
参加人数:7人(その内、世田谷区の出席者:2人)
時間:18:00〜20:00
場所:上北沢区民センター 第3会議室
資料:前回会議議事要旨、会議資料(区作成)、精密診断結果表及び図(区作成)
議事:
1.桜並木の維持管理等(区作成資料を基に区の報告と質疑)
(1) No9の枝折れ
・枝折れの対処とその後の対応について問題なく終わったとの報告
(2) 管理番号の取り付
・大きさと色の確認
・取り付作業は27日(木)午後の予定
(3) 桜並木の精密診断結果の報告
・9月30日に実施した精密診断の結果報告
・詳細については3に示す
(4) 上北沢公園の改修工事
・第2期工事は9月12日に着工し、来年3月中旬に終了予定
・遊具等の詳細図面は追って連絡する
・工事中は中に入ることは出来ない。遊具・トイレ等は基本的にはすべて新しいものになる
2.桜並木の精密診断結果について
・事前調査(打音による調査、目視による調査)から精密診断は46本中24本を対象とした(前回は13本であった)
・結果に関する詳細な報告書は、桜並木会議でも受領した(電子ファイルと紙ベース)
・診断・評価を行った川瀬樹木医によると、腐朽率が50%以上になると倒木の危険がある。今回の調査をみると11本がその値を超えている
・区では上記の中から腐朽率が大きく、キノコ等もみられる6本を「伐採=植替え検討」の木とした(No9,19,27,32,43,50)
・予算上から見た今年度の対応はそのうちの3本とする予定である(No32,43,50)
・桜並木会議では、基本的にはなるべく植替えはしないで、維持する方向をお願いしたいが、管理主体である区がそういった方針であればやむを得ない
・しかしながら、上北沢の桜並木に関してご指導していただいている石井誠治樹木医のご意見を伺ってから最終決定をしてもらいたい→了解
3.その他
・月例会の回数は年4回を基本に、必要がある時には臨時に開催する方向で進めたい
4.会合予定
(1) 月例会
・平成28年12月20日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第3会議室

■2016/10/08(土) 「第2回風景づくり交流会」に参加
参加人数:桜並木会議から1人、その他約30人
時間:14:00〜16:30 
場所:代田区民センター会議室1・2
内容:「これからの地域風景資産を考えよう!」
主催:世田谷区都市整備政策部都市デザイン課
・今回の交流会は『これからの地域風景資産をどうしていきたいか?』などについて、風景作りアドバイザーを囲んで、グループワークによる検討を行った
・地域風景資産に登録している団体を中心に、約20団体が参加した
・第1回の地域風景資産が決めれてから14年が経過し、多くの団体が「継続すること」の課題を抱えている
・感想としては、課題は認識できたが、桜並木会議としての問題解決にはほとんどならなかった

■2016/09/30(金) 桜の画像診断調査ー立ち合い
世田谷区では、倒木の危険を避けるため街路樹を中心とした画像診断調査を積極的に行っています。
上北沢の桜並木は、昨年(2015年)7月に画像診断調査を行っていますが、経過観察と新たな視点から、今年度も実施しました。
上北沢の桜並木における画像診断調査は今回で4回目です。
8月10〜17日に行われた「目視と打音による点検調査」を受けて、画像診断調査を行いました。

画像診断調査を実施した樹木は、点検調査で「C」、「B2」ランクであった木を中心として、合計24本です。これは桜並木の全体(46本)の半数以上にあたるものです。
正式な結果については、後日、区から報告を受けてからHP上で公開します。

↑上記画像をクリックすると別ウィンドウが開きます。
(左:画像診断の対象樹木、右:点検調査の状況)
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桜の根元付近が腐ってきた場合は倒木の恐れが最も大きくなります。
そのため画像診断は根元附近を中心に行います。
しかしながらNo26は、打音調査から幹の空洞が上部まであるのではないかということで、根元の調査とともに約1.5mの高さで調査しました。

また、No50では、空洞率が68%ということで、かなり危険な状態でした。
根元には桜の大敵である新しいキノコが多く育っていました。

■2016/09/20(火) 第124回定例会議
参加人数:5人(台風による「待期」のため世田谷区は出席していません)
時間:18:00〜20:00
場所:上北沢区民センター 第3会議室
議事:
桜並木会議の現状を分析し、今後の活動等について検討した
1.桜並木の維持管理
(1) 花芽観察会
・今後とも継続して実施し、桜並木の履歴の作成を継続する
(2) その他の催し
・今後の課題、当面今年の区民センター文化祭には不参加
・禁煙キャンペーンは区・町会に協力する
(3) 清掃活動
・基本的には町会に協力して、町会のスケジュールにあわせて実施する
・福音寮、上北沢小学校への対応は今後の課題
2.定例会議のありかた
・月例会は年4回程度行う方針
・事務局会議は必要な時に随時行う
3.これからの活動の方向性
・これからの「会員資格」と「会費の徴収」については、今後の課題。変更する場合は会則を修正する必要がある
4.会合予定
(1) 月例会
・平成28年10月18日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第3会議室

■2016/07/19(火) 第123回定例会議
参加人数:5人(その内、世田谷区の出席者:2人)
時間:18:00〜19:00
場所:上北沢区民センター 第3会議室
議事:
1.桜並木の維持管理(区作成資料を基に区の報告と質疑)
(1) No30、No37、No44の対応
・枯枝の剪定を7月上旬に行った
(2) その他の枝の剪定
・今後、必要であれば他の枝も剪定する
(3) 植え桝の改良工事
・No6 とNo11の2か所の植え桝を改良したが、今後は、砂利のようなものを下に敷いて、根元の通気性が良くなるような工夫を試みたい
(4) その他(要望)
・No42の支柱は取り除いて欲しい
・以前に要望したとおり、シロタエ、ジンダイアケボノの名板を直して欲しい
2.上北沢公園関連(区の報告)
・概ね設計が完了し、9月〜来年3月の工事期間で整備する
・以前のものより全体に小型化するが、トイレ、「流れ」、ベンチ、遊具等を整備する予定である
・老朽化した遊具等は入れ替える予定である
3.将軍池公園関連(区の報告と要望)
・植栽部分はクローバーが生えそろってきたので、7月下旬にはすべてを開放できる
・将軍池公園の外周道路に横断歩道が設置され、安全性が増して喜ばしいことであるが、カーブとの関係で危険性がある。横断歩道の手前に横断歩道の予備標識(ひし形の路面標示)を設置して欲しい→関係部署に相談する
4.会合予定
(1) 月例会
・平成28年9月20日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第1会議室

■2016/06/21(火) 第122回定例会議
参加人数:4人(その内、世田谷区の出席者:1人)
時間:18:00〜19:00
場所:上北沢区民センター 第1会議室
議事:
1.桜並木の維持管理
・No37 とNo43の対応
評価がCランクであり、枯れ枝が見られ問題となっている。充分観察してから、危険な枯れ枝は剪定し、今後伐採するか否かは、葉が落ちてから判断する
・画像診断
今後、必要であれば画像診断等を検討する
2.区作成資料(植え桝の改良)を基に区の報告
(1) 植え桝の改良工事
・No6 とNo11の2か所の植え桝を改良した(6月16日)。工事で多少根を切ったところもあるが、くん炭等で土壌改良を行い、以前改良したNo7と同様に透水性舗装で処理している
・今後、問題のある植え桝は今年度中に改良する予定である
(2) 歩道に植栽されているNo2の対応
・当面は歩道にあるところの改良は考えていない
3.その他
・ミツバチが発生しているNo27の処置は、殺虫剤を噴霧してあるが、まだ飛んでいるようであれば対応する→その後、ご近所の住民対応として「巣周辺にネットを張りミツバチが活動できないように対処する」ことになった
・将軍池公園の植栽の囲いは、昨年からクローバーの種を蒔いて、養生している。昨年と今年の2回に分けて行っており、今後は表面を整えて、緑の空間を確保する
・上北沢公園の整備(トイレと水場)は今年度中に行う予定
・「クビアカツヤカミキリの発生」は、会員である野口欣一氏からの情報提供である。上北沢の桜並木では発生していないと思われるが、注意が必要である
4.会合予定
(1) 月例会
・平成28年7月19日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第3会議室

■2016/05/26(木) 桜並木を脅かすカミキリムシ(野口欣一さんのレポート)
桜並木会議会員である野口欣一さんが「カミキリムシの脅威」についてまとめられました。
上北沢の桜並木には、実際にはまだ見つかっていませんが、弱っているサクラが多いので、十分注意したいものです。
野口欣一さんのレポート&朝日新聞に報道された内容(pdfファイル)

■2016/05/26(木) 桜並木のドウブキ・ヒコバエの剪定活動
参加人数:7人
時間:09:00〜10:40
毎年行っているドウブキ・ヒコバエの剪定です。
この時期の桜並木は、新緑で美しいのですが、幹の部分に小さな枝(ドウブキ)が出たり、根元に本木と違った細い幹(ヒコバエ)が出たりして、並木の景観が悪くなるとともに、木の勢いを妨げることとなります。
本日は、いつもいろいろな行事にご協力をいただいているサンヨーホームズさんも参加されて、短時間のうちに作業を完了しました。
 <作業前>
作業後の写真を見ていただくと、桜並木がすっきりして見えます。
<作業後>

■2016/05/14(土) 平成27年度活動報告会
参加人数:10人
時間:10:00〜11:15
場所:上北沢区民センター「第1会議室」
配布資料:報告会議事次第・桜並木会議チラシ等・上北沢桜並木会議通信第39号・上北沢MAP
<次第>
1.平成27度の活動報告
・通信第39号に示してあるとおりの報告があった
2.平成27年度の決算報告
・通信第39号と決算報告に示してあるとおりの報告があり、監査状況について報告があった
・次年度繰越金は約20万円である
3.平成28年度の年間計画
・通信第39号に示してあるとおり、例年通りの活動計画の提案があった
・コスカシバ退治に関して、石井誠治樹木医からのコメント、および、過去の活動に関する効果についての判断から、今年度は取り敢えず実施を見送り、成虫の飛ぶ状況を見守ることとした
・ヒコバエ・ドウブキの処理に関しては、日程を調整して実施する方向で検討をする
4.平成28年度の予算計画と会計処理
・通信第39号に示したとおりの提案があった
・今年度は入金が前年よりも下回る計画となっているが、活動自体は例年通り実施する予定であるため、年間計画は赤字の計画となっている→承認
・今後の会計処理について、手元現金は安全のため廃止し、全て昭和信金及び郵貯銀行口座で管理する→承認
5.その他
(1) 備品の確認
・ハードディスク等で管理している桜並木会議の記録、収集資料は劣化が心配される。外部クラウドに委託する等の記録の保管を検討する時期に来ているのではないか→今後検討をしていく
(2) 掃除道具等の整備
・秋の落ち葉清掃に向けて、古い掃除道具を処分し新しいものに換える必要がある→区に協力を依頼する方向で検討する

■2016/05/01(日) 桜並木の清掃活動
参加人数:約20人(内桜並木会議会員は3人)
時間:10:00〜11:00
この時期の清掃活動は桜の「シベ(オシベ)」と「ガク」です。
毎年お手伝いいただいている福音寮の子供たちがお手伝いしてくれました。
前日の強風で、新しい葉っぱも落ちていて、かなりの重労働でしたが、皆さんが熱心に行っていただいたおかげで、短時間で終了できました。
通行する方、ご近所の方から「ご苦労様」という声をかけていただき、活動している人にとって大きな励みとなりました。

■2016/04/26(火) 第121回定例会議
参加人数:8人(その内、世田谷区の出席者:2人)
時間:18:00〜19:30
場所:上北沢区民センター 第1会議室
1.今年度の活動方針(通信39号参照)
・来年3月に予定されている枝切りは、必要が生じれば今年の12月から来年1月の予定
・桜並木会議の活動で、「コスカシバ退治」を例年行っているが、活動できる人も少ないので、実施するか否かは再検討したい
2.桜並木の維持管理等に関する件
・今の桜並木は1年の内2週間くらいの開花であるが、もっと長く楽しめる方法は無いだろうか。二度咲きする桜だとか他の樹種を考えられないだろうか(桜)→他の樹種を植えることは住民の要望があれば検討をする(区)
・新しい樹木の名板に「なぜソメイヨシノではないのか」「ジンダイアケボノはどういうものなのか」といったことが示されていればという声があった
・No37は今春、花が少なかった。上部は枯れている枝が多かった。夏まで様子を見て、台風シーズンの前までに伐採するか否かの結論を出す
3.JUDI(都市環境デザイン会議)主催「公共の緑を考える」の参加報告
4.上北沢駅周辺まちづくり協議会の動向
(1) 区に対する要望書の提出
・区長宛の要望書の回答はまだきていないが、なるべく早く行ってもらうように要求している
・前回議事録で「交番を無くさない方向の要望」と示しているが、具体的に「交番は駅の近くで、駅の人から目に触れるところに設置して欲しい」という要望である
(2) 今後の予定
・協議会は継続して行い、「まちづくり」に関して世田谷・杉並両区と協働して進めていく方針
5.上北沢公園の整備について
・公園の面積が縮小することに関して、元の形にするという要望は公式には出ていないようなので、まちづくり協議会等で検討できる機会があれば示していきたい
6.その他
(1) 樹木の植栽
・世田谷区は「みどり33計画」で緑を増やす方向であるが、「シンボリツリー」等の補助金制度がどういったものなのかが区民に浸透していない
(2) 次回の月例会
・平成28年6月21日(第3火曜日)18:00〜、場所:上北沢区民センター第1会議室
(5月14日に活動報告会を行うことにしているので、5月の定例会は無し)

■2016/04/23(土) 「JUDI」セミナーに参加
参加人数:セミナー等約30人(内桜並木会議会員は4人)
時間:10:00〜16:00
場所:烏山区民センター等
・JUDI(都市環境デザイン会議)主催「公共の緑を考える」のセミナーに参加しました
・「まち歩き」とシンポジウムです
・桜並木会議の会員は全体のまち歩きには参加しませんでしたが、「上北沢桜並木」がまち歩きの一つの目的地になっていたため、参加者への説明・解説に桜並木会議メンバー4人が担当しました
・セミナーはかなり専門的でり、参加者の「すみれば自然公園」「芦花公園花の会」「東急電鉄」とともに「緑の大切さ」「緑を維持する工夫」「これからの活動」等についてディスカッションを行いました
・ 桜並木会議からは、活動の実態報告と現段階のまちづくりの問題で、京王線の鉄道立体事業の内容が住民に十分伝わっていないことを話しました
←画像をクリックすると別ウィンドウが開きます。

■2016/04/02(土)〜04/03(日) 「上北沢桜まつり」に参加
時間:09:00〜17:00
今年の「桜まつり」は、2日(土)はほとんど曇りの状況、3日(日)は開始時では雨模様でしたが昼頃は陽も射していました。
桜の花はほぼ満開で、ちらほらと花びらも散る、最高の状況でした。
沿道には、20ほどのブースが立ち並び(飲食物提供、金魚すくいや輪投げ等、古着や家庭用品のバザー等々)、例年と変わらない雰囲気でした。

桜並木会議のブースは、会場の入り口(一番北側)で、最も目立つところでした。
多くの方にお立ち寄りいただき、展示物それぞれに質問を受け、立ち会っていた桜並木会議の会員も大忙しでした。

桜並木会議では、昨年までと違い、物販は行わずに展示とマップ等の配布を行いました。
「オリジナルMAP」は、各日100枚以上準備しましたが、午後の早い時間に無くなりました。
展示内容は、ラティスの3面を用いて、以下のとおり行いました。


・野口健司様の絵「昭和初期の上北沢と附近の風景」(7枚)
・和田和典様提供の写真「写真で見る昔の上北沢」(9枚)
・石井昭様作成の絵と物語「上北沢にちなんだ昔の物語(農夫宇兵衛、竜神の嫁)」
・京王線鉄道高架事業によって失われる「踏み切り前の広場」(図面)および関連する用地買収の範囲図
・上北沢桜並木の現況(図)
・「上北沢桜並木会議」の活動内容を示した図
・上北沢桜並木会議オリジナルMAP「私たちの上北沢 昔と今」(古くて新しいまち上北沢)